韓国で開催中のピースカップに出場しているリヨンにケガ人が続出している。「フットボール365」が報じた。

 大会前すでにジュニーニョとフレッジが負傷し出場を見合わせているが、チームが韓国入りしてからも、中手(ちゅうしゅ)骨を骨折したレベイエール、清水エスパルスとの対戦中に打撲傷を負ったスキラッチに加え、インテルから新加入したグロッソが背中を痛め、ディフェンス3人を故障で欠く苦しい状況に陥った。

 16日のレディング戦では、守備の要クリスも右太腿の痛みを訴え、前半で交代する悪夢に見舞われた。加えて、MFトゥーラランも左太腿の状態が悪く、FWバロシュは体調を崩している。リールから獲得したケイタも左腕の骨折から回復途上にあり万全とは言えない。

 リヨンはこの大会、第1戦の清水エスパルス戦には2―0で勝利をおさめたものの、第2戦のレディング戦に敗れ、3大会連続の決勝進出が厳しくなっている。19日には、現時点でグループ首位のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。