元気ロケッツ「ここからは国境は見えません」

　今月7日、世界7大陸で22時間に渡って開催された、米元副大統領アル・ゴア氏を中心メンバーとした地球温暖化防止を訴えるコンサート「LIVE EARTH」。日本では幕張メッセで正午よりライブがスタート。出演アーティスト中、唯一の新人として大抜擢された元気ロケッツがオープニングアクトを飾った。

　元気ロケッツは、今から30年後の宇宙で生まれた17歳の少女・LUMIがボーカルという設定のグループで、米・ニューヨークで起きた同時多発テロから5年が過ぎた昨年9月11日、インターネット上に登場した「Heavenly Star」のビデオクリップは、「このビデオを広めて下さい！」というメッセージの下、YouTubeやMySpaceを通じて瞬く間に世界中へと広がっていった。

　LIVE EARTHでは、まだ地球へ降り立ったことがなく未来の世界に生きているというLUMIを、ホログラムでステージ上に投影。今月4日に発表されたデビューシングル「Heavenly Star」を歌い終えるとLUMIは、宇宙から見る地球について「ここからは国境は見えません」と世界中に向けて語り、続く「Breeze」の2曲を披露した。

　歌い終えたLUMIは、「今日は私の友達を招きました」と同じくホログラムのアル・ゴア氏を紹介。アル・ゴア氏は「この東京会場のステージにホログラムとして立ち、皆さんに会えたことに感激しました」と語った。

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・Live Earth Japan｜Live Earth