イチローに災難。シアトルの地元紙「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」の電子版は6日付けで、イチローの衣装が災難に遭った、と報道。記事によると、01年に引退したジェイ・ブーナー元外野手が現在、臨時アドバイザーとしてキャンプに招待されているのだが、彼は、いたずらの名手。イチローのロッカールームにあったキラキラ光る金色のスニーカーと、シルバーの男物の財布が、いたずらの標的になったという。
 「ちょっと拝借して、冷凍庫の中で凍らせておいて、彼が球場から戻ってくるほんの少し前に、もとに戻しておいたのさ」

 マ軍は今季からジョン・マクラーレンベンチコーチが復帰。アーサー・ローズ投手も招待選手としてキャンプに参加。キャンプ序盤には、引退したエドガー・マルチネスが訪問したり、ブーナーを初め、引退したダン・ウィルソン捕手がアドバイザーとして招待されたりするなど、地区優勝を果たした01年当時のメンバーが一挙キャンプ地に集結している。「イチローだけが孤独な残留者だったが、今年は01年のキャンプがフラッシュバックしたようだ」と同紙。特に、5日は対戦相手カブスの監督がルー・ピネラだったこともあり、同窓会のような雰囲気になったという。それにしても、スニーカーと財布を凍らされてしまうとは、OBの悪戯好きには、イチローも呆れた事だろう。【USA通信】