プレミア開幕戦ではわずかな出場時間ながらしっかりアピールした武藤。2節ハッダースフィールド戦でのスタメン起用は十分考えられる。(C)Getty Images

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 8月11日のニューカッスル・ユナイテッドvsトッテナム・ホットスパー戦で81分に投入され、念願のプレミアリーグ・デビューを飾った武藤嘉紀。1点を追う状況下で4-4-1-1のトップ下に配されると、溌溂としたプレーで臆することなくチャレンジを続け、攻撃の急先鋒となった。ニューカッスルは善戦及ばず1-2で開幕戦を落としたものの、内容は称えられて然り。武藤も複数の英メディアから高評価を受けた。
 
 そんな日本代表FWが、8月14日に自身のインスタグラム「ストーリー」を更新。新天地のとある僚友と食事に出かけた様子を紹介している。チーム合流後では初となる投稿に登場したのは、韓国代表の重鎮MFキ・ソンヨン。現地の韓国料理店で舌鼓を打ったようだ。

 
 ともに今夏に活躍の場をマグパイズ(ニューカッスルの愛称)に移した両雄。とはいえプレミア初挑戦となる26歳の武藤に対して、29歳のキ・ソンヨンは通算7年目で、スウォンジー・シティ、サンダーランドで研鑽を積んできた。酸いも甘いも嚙み分けるプレミアの達人から、なにかしらのアドバイスをもらったのかもしれない。
 
 キ・ソンヨンが主戦場となる中盤センターはジョンジョ・シェルビー、モハメド・ディアメのコンビが絶対的なファーストセットで、ラファエル・ベニテス監督の信頼も厚い。開幕戦ではベンチ入りを果たすも出番は巡ってこなかったが、敵地で行なわれる2節ハッダースフィールド戦ではどうか。武藤との“日韓コンビ揃い踏み”に期待がかかる。