2019年卒学生が就活真っ只中だ。与信管理を行うリスクモンスターは3月下旬、「就職したい企業・業種ランキング」の調査結果を発表した。調査は今年2月16日〜23日の間、2019年3月卒業予定の大学3年生男女を対象に実施。500人から回答を得た。

就職先を選定する際に気になることを聞くと、「給与額」(50.8%)が、「雇用形態(正社員・非正社員)」(33.4%)、「福利厚生」(30.6%)を引き離している。

民間では航空会社と食料品メーカーが上位に入る

「就職したい企業・業種」ランキングの1位は「国家公務員」で5.6%、2位に「地方公務員」(5.2%)と公務員がトップを占めた。理由を自由回答で聞くと、「国家公務員」については、「安定している」という回答が多いのに対し、「地方公務員」は「地元に貢献したいから」という答えが目立った。

3位以降には「日本航空(JAL)」(3.6%)、「全日本空輸(ANA)」(3.2%)と航空輸送企業がランクインし、5位以降は「日清食品」(3.2%)、「Google」「森永乳業」「明治」「ソニー」(すべて3.0%)、「味の素」「アップル」(ともに2.8%)などが入った。

続いて「就職したい業種」を聞くと、1位が「公的機関」で15.0%。「金融・法人向けサービス」(7.8%)、「食品・農業」(7.4%)が続いた。

反対に「就職したくない業種」では1位が「小売・外食」(23.2%)で、「金融・法人サービス」(11.6%)、「運輸・物流」(9.6%)が上位に挙がった。長時間労働や人員削減の影響を受ける業種を敬遠していると思われる。

就職先は「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」

「最低限実現したい生涯最高年収」を聞くと、「500万円以上600万円未満」(15.4%)と答えた学生が最も多く、「300万円以上400万円未満」(12.0%)が続いた。

「就職先の選定における情報入手手段」については、「企業のホームページ・パンフレット」(70.6%)と答えた学生が多く、「その他のインターネット情報」(28.0%)、「友人・知人」(23.0%)、「SNS」(22.6%)が続いている。

「就活に備えた活動」には「企業へのインターンシップの参加」(63.0%)が、「合同企業説明会などイベントへの参加」(49.4%)、「業界・企業研究」(36.4%)を引き離している。

「就職先選定の際の意思決定手段」を質問すると、「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」(44.2%)が「自分の意思のみで決める」(35.2%)を上回っていた。