プーさんも大人になったクリストファー・ロビンもかわいい - 画像はディズニースタジオTwitterのスクリーンショット

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 くまのプーさんの大親友クリストファー・ロビンの“その後”を描くディズニー実写映画『クリストファー・ロビン(原題)』から初となるティーザー予告編(海外版)が公開された。ほろ苦い現実を描きつつも、プーとクリストファー・ロビンのめちゃくちゃかわいいやり取りに思わず頬が緩んでしまう。

 原作者A・A・ミルンの息子をモデルにしたクリストファー・ロビンは、賢くて思いやりがあり、プーの大親友にして仲間たちのリーダー的存在の少年だったが、本作が描くのはそれから30年後。大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は子供の心を忘れ、仕事優先で娘とは遊ばず、家庭は壊れかけていて……。これまでずっと彼に助けられてきたプーたちが、今度は彼を助ける番になった。

 今回公開された予告編では、「どうしよう どうしよう どうしよう」と公園のベンチで一人苦悩するクリストファー・ロビンの前に、「確かにどうしよう」とつぶらな瞳のプーが登場。「プー!?」と驚きながらも「ボロボロだ」と吐露したクリストファー・ロビンに、意味を取り違えたプーが「ひび割れているようには見えないよ。ちょっとしわはあるけどね」とゆったり語る。小さく口を動かし真っすぐにクリストファー・ロビンを見つめる姿や、彼のしわのある目元に優しく触れるしぐさ等、“動くぬいぐるみ”のプーの描写が秀逸だ。

 『ネバーランド』ではピーター・パン誕生の物語を描いたマーク・フォースター監督が、メガホンを取った。今秋日本公開。(編集部・市川遥)