フランス南部アルルのメロン畑(2017年6月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストラリアで、メロンが感染源とみられるリステリア症でこれまでに3人が死亡した。保健当局は感染リスクが高い人々がカット済みメロンを購入した場合には処分するよう促している。

 リステリア菌は様々な食品から検出される細菌。これを摂取することによって引き起こされるリステリア症は悪寒や発熱、筋肉痛といったインフルエンザに類似した症状を発症する。汚染された食品を摂取してから発症するまでには最長で6週間かかる場合もある。

 ほとんどの場合はリステリア菌を摂取しても感染症にかかることはないが、高齢者や妊婦、糖尿病やがんなど重い疾患がある人たちには深刻な健康リスクとなる。

 豪保健当局がリステリア症への警戒を呼び掛けたのは先月だが、以来、少なくとも15人の感染が報告されている。ニューサウスウェールズ(New South Wales)州保健当局の感染症担当医による声明によると、15人は全員高齢者で大半が基礎疾患を持つ人たちだった。声明は感染リスクが高い人々に向けて3月1日より前に購入した「ロックメロン」は処分するよう呼びかけている。

 3日までの1週間にニューサウスウェールズ州で2人、ビクトリア(Victoria)州で1人、計3人がリステリア症で死亡した。感染源はニューサウスウェールズ州内の農場とみられる。
【翻訳編集】AFPBB News