2017年もたくさんの流行語が誕生しましたが、“SNSでバズった言葉”というと、何を思い浮かべますか? ネットセキュリティのイー・ガーディアン株式会社は独自調査により、TwitterなどSNS上で話題になった「2017年ネットバズワードランキング」トップ9を発表。今年の振り返りとして、最もバズった言葉を見てみましょう! まずは9位〜4位をチェック。

今年もSNSから、たくさんのトレンドが生まれましたね!

【2017年 ネットバズワードランキング】9位→4位

9位:一線は越えてません
8位:AIスピーカー
7位:このハゲー
6位:働き方改革
5位:35億
4位:忖度

ランキングに並ぶワードを見ると、当時の話題を思い出しますね。「一線は越えてません」「このハゲー」などは、政治関連で話題となった言葉。政治批評やネタ的に使用されるケースが中心となったようです。確かに日常のシーンで使うというよりは、ネタとして目にすることが多かったですよね。

8位の「AIスピーカー」とは、Google HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーのこと。デジタル好きの堅実女子は、自身でもつぶやいたりしていたのでは? AIスピーカーに話しかけると家電の操作ができたり、調べ物ができたりと近未来を体感できます。やはり、SNSでは話題に上がっていたんですね。

4位の「忖度」は、「インスタ映え」とともに、今年の流行語大賞にも選ばれました。ところで、みなさん「忖度」って読めますか? 答えは「そんたく」。「他人の気持ちをおしはかる」という意味です。SNS上では、「毎日忖度ばかりしている。一度は忖度される側になってみたい」といった日々のつぶやきや愚痴としてバズっていたよう。ちょっと悲しい……。

2017年のバズワード、トップ3は!?

3位:ビットコイン

3位には「ビットコイン」がランクイン。ネット上でやりとりされる仮想通貨のことです。日本円や米ドルなどと同じように、モノやサービスと交換することができます。2017年は、約3万件の投稿を記録し、投稿数が最も多かったのは、11月12日の「価格暴落」の瞬間だったそう。

2位:○○に使っていいよ

これは使った人も多いかも! 今年2月にアイドルがさまざまなシチュエーションで「彼女と◯◯なうって使っていいよ」という定型文で投稿を続けたことがきっかけとなりワードが拡散されました。さらに5月には、人気声優がラジオ番組内で「彼氏とデートなう。に使っていいよ」と投稿したツイートが、19万リツイート、36万いいねを記録し更に話題となりました。その後、多くのタレント、企業の公式アカウントが相次いで同様のネタを投稿して一大トレンドに!

1位:プレミアムフライデー

2017年、最もつぶやかれたバズワード1位は……「プレミアムフライデー」! ちょっと意外な結果に感じた人も多いかも。使われ方としては「プレミアムフライデーなのに残業だよ……」とぼやいている人が多かったようです。うぅ……せっかくならプレミアムフライデーを満喫している、リア充な投稿をしたいものです。毎月末の金曜日には必ずTwitterのトレンド入りをするなど、継続的に一定量の投稿数をキープしたことが順位に影響したと考えられます。

「2017年ネットバズワードランキング」、 1位は「プレミアムフライデー」でした!

数年前にはなかった言葉も数多くランクインしていますね。今年もたくさんの新語が誕生しました。来年はどのような言葉が誕生するのでしょう。2018年のバズワードも楽しみですね!

【参考】※ イー・ガーディアン株式会社
【調査概要】
調査期間:2017年1月1日〜2017年11月15日
調査メディア:5ch、Facebook、ブログ、Twitter
ワード選定方法:ソーシャルリスニングで蓄積したデータをもとに各ジャンルからバランスをよく抽出