11月25日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBS放送)にて、明石家さんまが、かつて税務署にクレームを入れた経験を明かしていた。

「事務所に3年に1度くらいは来るからな、キツイ調べが(笑)。『これは落とせません、これは国のために』とかって言う。一度、俺は税務署に文句言いに行ったことあるから」

 どのような文句だったのか。

「湾岸戦争のときにね、アメリカに武器を作る代金として、日本が何億って渡したことがあるんですけど。
 そのときは、税務署行って、『おれはね、人殺しのアシストしたくて働いてるんじゃない。こんなもんに金を使うんだったら、おれは納めません』って言うて」

 税務署はどのように対応したのか。

「ほんなら、コーヒー出してくれはって。『それはウチじゃなくて、違うところに言ってください』って。それは、もっと上の方に、法律を作る人に言わなアカンから(笑)」

 最後には「コーヒーいただいて『おつかれさん』って帰った」と笑うさんま。テレビでは社会・政治に口を出さないのがポリシーだが、芯の通った考えを持っているだけでなく、それを笑いに変えてしまうのだから、さすがといえるだろう。