とりあえず年に1回のペースで調べている「牛丼チェーンのコスパチェック」。

すき家吉野家、松屋、なか卯の4チェーンで「牛丼(並盛)をお持ち帰りするならどこがお得?」というやつです。

大した差があるわけでもないし、店舗や店員さんの手癖によっても盛り具合は変わるし、どんくらいの誤差が生じるのかを認識するだけみたいな検証なのですが(言い訳がましい)……気になる方、ご参考にでもどうぞ!

チェックした牛丼について

牛丼チェーン4社(すき家吉野家・松屋・なか卯)で「牛丼 / 並盛 / 持ち帰り」(下記参照)を3つずつ購入。それぞれの白米・具材重量等を計量し、平均値をもとにお得度を確認しました。ちなみに松屋『プレミアム牛めし』は関東圏のみのメニューです(持ち帰り時は味噌汁は付きません)。

すき家牛丼|350円|656kcal吉野家牛丼|380円|669kcal松屋|プレミアム牛めし|380円|736kcaなか卯|和風牛丼|350円|715kcal

※掲載した数値は2016年8月20日時点(1ドル=約109.4円)のものです。計測は簡易的な方法によるもので精密なものではありません。また、すべての店舗で同様の結果となることを保証するものではありませんのであらかじめご了承ください(実際にはかなりバラつきがあります!)。あくまでも、どこで買おうかな〜?と悩んでしまったときの判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

結論! やっぱり「すき家」がお得

というわけで結論から申しますと、すき家牛丼がもっともお得という結果に。3年連続、最強コスパになりました。100gあたり約90.7円で唯一の100円切り。単純に1杯の量も約386gで最重量でした。コスパで選ぶならすき家牛丼で。

こちらが各チェーンの牛丼量と100gあたりの単価をまとめたもの。すき家以外はどこも同じようなコスパですね。

数値まとめ

2017年

(参考)2016年版

(参考)2015年版

牛丼まとめ

最後に今回の検証結果のポイントをまとめておきましょう。

もっともコスパのいい牛丼すき家(約90.7円/100g)コスパ最下位は吉野家(約106.4円/100g)具材の割合がもっとも高い牛丼は松屋(プレミアム牛めし、約25.5%)一杯の量がもっとも多い牛丼すき家(約386g)一杯の量がもっとも少ない牛丼なか卯(約338.2g)

以上、牛丼チェーンのお持ち帰り並盛牛丼お得度チェクをお届けしました。あくまで参考程度の情報ということでお願いします!

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最後に。重量計測を終えた牛丼を社内でフリー牛丼として提供したところ、すき家牛丼から消えていきました。

みんな、手に持って重さを測り、いちばん量の多そうなやつを選んでるようで(吉野家から消えると想像していた)。牛丼にあんまりこだわりないのかな……。