15日、中国江蘇網は韓国の文在寅大統領と朴槿恵前大統領の慰安婦問題への対応の違いについて伝えた。写真は釜山の日本総領事館前の慰安婦像。

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2017年6月15日、中国江蘇網は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と朴槿恵(パク・クネ)前大統領の慰安婦問題への対応の違いについて伝えた。

文大統領就任から1カ月。新政権は日本と電話、特使の派遣、親書のやり取りなどを頻繁に行い、距離を縮めている。しかし、慰安婦問題に対しては、文大統領は態度を替えていない。15年末の日韓合意は「韓国国民の支持を得ておらず、国民感情としては到底受け入れがたい」というものだ。慰安婦問題への対応は朴前大統領とどう違うのか。

朴氏の在任中、慰安婦問題が原因で日韓関係は冷え切った。就任から2年以上、安倍晋三首相とのやり取りはなく、公的な会合でも安倍首相とは会わず、握手さえ拒否した。日韓の「兄貴分」である米国は戸惑い、口を出し、仲を取り持とうとした。その結果、朴氏は安倍氏と韓国には不平等な日韓合意を受け入れざるを得なかった。

一方、文氏は一貫して妥協しない姿勢だ。大統領選の期間中から慰安婦合意は再交渉すると強調。就任後は安倍氏に直接電話しても、特使を派遣しても「日韓合意は再交渉すべきだ」との方針を崩さず、日本を悩ませている。一方で、文氏は慰安婦問題と日韓関係を切り離す姿勢を見せる。外交ルートでのハイレベル接触は頻繁に行われ、7月には首脳会談も望んでいるのだ。(翻訳・編集/大宮)