大人になったクリストファー・ロビンは一体どんな感じ?
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 米ディズニーが『くまのプーさん』に登場する少年クリストファー・ロビンのその後を実写化する新作映画『クリストファー・ロビン(原題) / Christopher Robin』で、『トレインスポッティング』シリーズなどのユアン・マクレガーが主演として交渉中だと The Hollywood Reporter が報じた。

 ユアンが主演に決まれば、かつてプーの友達だった少年クリストファーが大人になった姿を演じることになる。大人になって想像力を失い、仕事と成功だけを気にするビジネスマンになったクリストファーが、家庭崩壊の危機に陥ってしまったことで、プーの助けを借りるというストーリーになるそう。

 メガホンを取るのは『ワールド・ウォー Z』や『ネバーランド』のマーク・フォースター監督。脚本については、サンダンス映画祭などで注目された『リッスン・アップ・フィリップ(原題) / Listen Up Philip』のアレックス・ロス・ペリーが初稿を執筆し、『スポットライト 世紀のスクープ』で監督・脚本を務め見事アカデミー賞作品賞&脚本賞をW受賞したトム・マッカーシーがその後を引き継ぎ、さらにはNASAで活躍した実在の黒人女性たちを描いた『ヒデン・フィギュアーズ(原題)』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされていたアリソン・シュレーダーが手を加えるという気合いの入れようだ。

 一方、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの下では、原作「クマのプーさん」の作者であるA・A・ミルンと、その名の通りクリストファー・ロビンのモデルになった実の息子クリストファー・ロビン・ミルンの関係を描く映画『グッバイ・クリストファー・ロビン(原題) / Goodbye Christopher Robin』の企画が進んでいる。こちらでは『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』で共演したドーナル・グリーソンとマーゴット・ロビーがそれぞれ、クリストファー役とその妻ダフネ役を務め、『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスが監督に決まっている。(編集部・石神恵美子)