柴崎岳のラス・パルマス移籍が消滅か…指揮官が補強終了の意向

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 鹿島アントラーズに所属するMF柴崎岳のラス・パルマス移籍が消滅したようだ。ラス・パルマスのミゲル・アンヘル・ラミレス会長が30日、今冬の補強終了を明言した。クラブ公式ツイッターが伝えた。

 去就に注目が集まる柴崎は、現在スペインの首都マドリードに滞在し、ラス・パルマスからの電話を待っている模様。同クラブが本拠地を構えるカナリア諸島へ移動し、入団会見を行うために準備しているとも報じられていた。

 ラミレス会長は30日にクラブ公式ラジオ『UDラジオ』に出演し、今冬の補強に言及。加入間近と見られていたパリ・サンジェルマンのスペイン人FWヘセ・ロドリゲスについて「事実上、合意に至った。明日(31日)、グラン・カナリア(本拠地)にてファンの前で発表するつもりだ」と獲得に成功したことを明かした。

 その一方で、「まだ選手が加入する可能性もあるが、監督はこれ以上選手を増やしたくないと考えている」と監督の補強終了の意向を明言。さらに「監督の意見はとても重要だ。彼は満足しているよ」と会長は監督の意向を尊重しており、これにより柴崎が移籍する可能性は低くなったようだ。