Windows 7/8.1のサポートは来年夏まで? 最新PCだとサポート期間が短縮される!
Windows 7のサポートは東京オリンピックの年まであるから安心だ、そう信じて、最新のパソコンにWindows 7をインストールして利用している人には緊急事態だ。
そのWindows 7のサポートが、来年夏には終了する可能性がでてきたのだ。
実は、マイクロソフトによるWindowsのサポートポリシーが見直され、CPUの種類によってサポート期間が変わることになったのだ。
●Skylake搭載パソコンのWindows 7/8.1のサポートは来年夏まで
マイクロソフトは、これまでWindows 7/8.1のサポート終了時期を次のようにアナウンスしていた。
Windows 7 …… 2020年1月14日
Windows 8.1 …… 2023年1月10日
これをすぎると、Windows XPと同様にセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、非常に危険な状態になる。
これが、これまで一般ユーザーが信じていたことだ。
ところが、突然、パソコンの機種によっては、Windows 7/8.1のサポート終了が早まることになった。
具体的には、
インテルの第6世代 CPUである「Skylake」(2015年8月に製品化)を搭載しているパソコンで、Windows 7/8.1のサポート終了時期が次のように短縮されたのである。
Windows 7/8.1 …… 2017年7月17日
つまり、来年の夏だ。
Skylake搭載のパソコンは、来年夏にWindows 7/8.1のサポートが打ち切られる。
したがって、それまでにはWindows 10に移行することが推奨されるというのだ。
理由は
「Windows 7や8.1などの旧OSは最新CPUに対応しきれていないため」とされる。
ただし、Skylakeより古い世代のCPUを搭載したパソコンを利用している場合は、従来どおり、Windows 7は2020年1月14日、Windows 8.1は2023年1月10日までサポートされる。
とはいっても、自分のパソコンのCPUがSkylakeかどうか知っている人は、マニア以外、ほとんどいないだろう。
そこで、メーカー各社では、ホームページ上でSkylake搭載のパソコンの機種名を順次公開している。現在、Windows 7/8.1を利用している方は、記事末尾のリンクを参照してほしい。
●今後、最新CPUでサポートされるのは、その時点での最新Windowsのみ
今回の変更は、米MicrosoftのWindows公式ブログ 1月15日の記事「Windows 10 Embracing Silicon Innovation」で発表された。
それによると、今後、最新のCPUでサポートされるのは、その時点の最新Windowsのみになる。
Windows 10は、自動的に最新化されるから、実質的に、今後登場するパソコンでサポートされるのはWindows 10だけ、ということになるということだ。
Windowsのサポートポリシー変更を記した記事「Windows 10 Embracing Silicon Innovation」
したがって、これから最新のパソコンを購入し、それにWindows 7やWindows 8.1をインストールしてもサポート対象外になるのだ。
素直にWindows 10を利用すれば何の問題もないが、古いアプリの互換性などの理由から、Windows 7/8.1を使い続けなければならない場合は、最新パソコンではなく、旧世代(Skylakeより前の世代=第4世代のHaswellや第5世代のBroadwellのCPUを搭載)のパソコンを用意する必要があるわけだ。
個人ユーザーはともかく、さまざまな理由からWindows 7を使いつづけたい(つづけざるをえない)企業ユーザーにとっては、少々面倒な事態かもしれない。
・ Windows 10 Embracing Silicon Innovation
・ Skylake搭載PCのリスト
[主要メーカーのSkylake搭載PCリスト]
・デル
・ヒューレット・パッカード
・東芝
・エプソン
・レノボ
・ NEC
・ VAIO
・富士通
・パナソニック
井上健語(フリーランスライター)
そのWindows 7のサポートが、来年夏には終了する可能性がでてきたのだ。
実は、マイクロソフトによるWindowsのサポートポリシーが見直され、CPUの種類によってサポート期間が変わることになったのだ。
●Skylake搭載パソコンのWindows 7/8.1のサポートは来年夏まで
マイクロソフトは、これまでWindows 7/8.1のサポート終了時期を次のようにアナウンスしていた。
Windows 7 …… 2020年1月14日
Windows 8.1 …… 2023年1月10日
これをすぎると、Windows XPと同様にセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、非常に危険な状態になる。
これが、これまで一般ユーザーが信じていたことだ。
ところが、突然、パソコンの機種によっては、Windows 7/8.1のサポート終了が早まることになった。
具体的には、
インテルの第6世代 CPUである「Skylake」(2015年8月に製品化)を搭載しているパソコンで、Windows 7/8.1のサポート終了時期が次のように短縮されたのである。
Windows 7/8.1 …… 2017年7月17日
つまり、来年の夏だ。
Skylake搭載のパソコンは、来年夏にWindows 7/8.1のサポートが打ち切られる。
したがって、それまでにはWindows 10に移行することが推奨されるというのだ。
理由は
「Windows 7や8.1などの旧OSは最新CPUに対応しきれていないため」とされる。
ただし、Skylakeより古い世代のCPUを搭載したパソコンを利用している場合は、従来どおり、Windows 7は2020年1月14日、Windows 8.1は2023年1月10日までサポートされる。
とはいっても、自分のパソコンのCPUがSkylakeかどうか知っている人は、マニア以外、ほとんどいないだろう。
そこで、メーカー各社では、ホームページ上でSkylake搭載のパソコンの機種名を順次公開している。現在、Windows 7/8.1を利用している方は、記事末尾のリンクを参照してほしい。
●今後、最新CPUでサポートされるのは、その時点での最新Windowsのみ
今回の変更は、米MicrosoftのWindows公式ブログ 1月15日の記事「Windows 10 Embracing Silicon Innovation」で発表された。
それによると、今後、最新のCPUでサポートされるのは、その時点の最新Windowsのみになる。
Windows 10は、自動的に最新化されるから、実質的に、今後登場するパソコンでサポートされるのはWindows 10だけ、ということになるということだ。
Windowsのサポートポリシー変更を記した記事「Windows 10 Embracing Silicon Innovation」
したがって、これから最新のパソコンを購入し、それにWindows 7やWindows 8.1をインストールしてもサポート対象外になるのだ。
素直にWindows 10を利用すれば何の問題もないが、古いアプリの互換性などの理由から、Windows 7/8.1を使い続けなければならない場合は、最新パソコンではなく、旧世代(Skylakeより前の世代=第4世代のHaswellや第5世代のBroadwellのCPUを搭載)のパソコンを用意する必要があるわけだ。
個人ユーザーはともかく、さまざまな理由からWindows 7を使いつづけたい(つづけざるをえない)企業ユーザーにとっては、少々面倒な事態かもしれない。
・ Windows 10 Embracing Silicon Innovation
・ Skylake搭載PCのリスト
[主要メーカーのSkylake搭載PCリスト]
・デル
・ヒューレット・パッカード
・東芝
・エプソン
・レノボ
・ NEC
・ VAIO
・富士通
・パナソニック
井上健語(フリーランスライター)