▽鳥取は28日、大宮のDF片岡洋介(33)を完全移籍で獲得することを発表した。

▽片岡は国士舘大から2005年に大宮に加入。2010年に京都へ移籍するも、2011年には大宮に復帰していた。今シーズンはJ2で16試合に出場し1得点を記録していた。片岡は鳥取を通じて意気込みを語っている。

「この度大宮アルディージャから加入することになりました片岡洋介です。ガイナーレ鳥取をもう一度J2に上げるために、強い気持ちと大きな覚悟をもってきました。まだ鳥取の一員になれたとは思っていません。サッカー選手である以上言葉でなくプレー、そして結果でみなさんに認めてもらえるよう全力で取り組みます。よろしくお願いします!」

▽また、通算10シーズン在籍した大宮を通じては、文章での報告をファン・サポーターに謝罪。大宮への愛を語るとともに感謝の言葉を述べている。

「まず、ファン・サポーターの皆さまの前でちゃんと挨拶することができず、文章での報告になってしまったことを申し訳なく思ってます。この度、大宮アルディージャを離れることになりました」

「できることなら引退するまで大宮でプレーしたかったですが、10年間にわたりお世話になったこのクラブを離れることになり、今は寂しく悲しく辛い思いがあります。2011年に京都から復帰した際には、なにがあってもこのクラブにいる、骨を埋めるんだという覚悟をもって戻ってきました。どこまでクラブの力になれたのかはわかりませんが、自分にとっては大宮に在籍した10年という長い時間は本当に幸せで夢のような時間でした」

「信頼できる仲間に出会えたこと、熱く応援してくれるサポーターの皆さま、監督・コーチはじめスタッフの方々、大宮で過ごしたこの10年で僕に関わってくれた全ての人に心から感謝します。本当にありがとうございました」