ここ数年、出版界では“あるある本”ともいうべき種類の本がひとつのジャンルとして定着しつつある。その先駆けはおそらく、『野球部あるある』(菊地選手・著)だろう。同書のヒットを受けて、パート2、さらには『吹奏楽部あるある』(吹奏楽部あるある研究会・著)という姉妹編的企画も生まれた(この2冊についてエキレビにはオグマナオトさんによる著者インタビューも掲載されているので、参照されたい)。『野球部あるある』