[ワシントン 7日 ロイター] - 5日の米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を受け、気候交渉担当者らは、11─22日にアゼルバイジャンのバクーで開かれる国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)の開催を前に、新たな資金調達目標を巡る強力な合意の機運が弱まったと懸念している。米国の気候変動対策への姿勢が弱まれば、地球温暖化抑制の国際的な取り組みにおいて欧州と中国の確固とした対応が不可欠と