国土交通省は25日、航空機のタイヤ圧が低下していたにもかかわらずタイヤを交換せず出発させたとして、全日本空輸(ANA)を航空法違反で厳重注意したと発表した。厳重注意は行政指導の一つ。同社に対し、11月8日までに再発防止策を報告するよう指示した。ANAのロゴ国交省によると、福島空港で9月7日、大阪行きANA1698便(ボンバルディア式DHC―8―400型機)の右主脚のタイヤの空気が抜け、作業基準に定める規定値を下回ってい