阿部監督は大城(写真)、岸田、小林の併用でチームを活性化した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext「阿部カラー」の濃い選手起用が、随所に見られたレギュラーシーズンでした。就任1年目で巨人を4年ぶりの優勝に導いた阿部慎之助監督です。なかでも昨季、143試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点と「打てる捕手」として盤石のレギュラーだった大城卓三を固定することなく、岸田行倫、小林誠司との「3捕手併用」で勝ちきったこと