10月は飲料や食用油など生活に身近な食品が一斉に値上げされ、家計には大きな負担がのしかかる。帝国データバンクの調査では、単月の値上げ品目数は2911品目と今年最多になった。物価高が続く中、小売り大手は低価格品の品ぞろえを増やすなど、節約志向を強める消費者を取り込もうと必死だ。総務省によると、全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は8月まで36カ月連続で前年同月比プラス。一方、7月の家計調査では1