国際労働機関(ILO)本部が入る建物=スイス・ジュネーブ【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)が12日発表した若者の雇用動向に関する報告書によると、2023年に世界の15〜24歳の20.4%が就業や就学をせず職業訓練も受けていない「ニート」だった。ILOは、若者の将来への不安が高まっているとして、就職や社会保障など労働市場の変化を通した支援が必要だと指摘している。若者のニートのうち、女性の割合は28.1%と男性の13.1