【ロンドン時事】来月4日の英総選挙では、急増する移民への対応が争点の一つとなっている。移民問題は欧州連合(EU)離脱の主な要因ともなったが、その後もウクライナからの難民受け入れなどが重なり、正規手続きでの移民が急増。フランスから小型ボートで密入国する亡命希望者も後を絶たず、対応が追い付かない状況だ。削減を約束してきた政府に対し、有権者は不信感を募らせている。国民統計局によると、2023年の英国