【合田直弘(海外競馬評論家)=コラム『世界の競馬』】 ◆大きなポイントとなるのは重馬場への適性 ヨーロッパ芝2400m路線の大一番G1「凱旋門賞(10月1日、パリロンシャン競馬場)」の開催まで、あとひと月あまりとなっている。 いわゆる最終プレップと称されるレースの施行を前にしたこの時期ではあるが、概ね固まりつつある勢力分布を、このタイミングでおさらいしておきたいと思う。 8月最後の週末を終えた段