今夏の函館開催が早くも最終週を迎える。フィナーレを飾るのは函館伝統の一戦、GIII函館記念(7月16日/函館・芝2000m)だ。同レースについて、日刊スポーツの太田尚樹記者はこう語る。「JRA屈指の"荒れる重賞"だと思います。なにしろ、最近10年間の馬連平均配当が2万1611円。最低配当でさえ2013年の3590円と、堅く収まったことがありませんから」3連単の配当に目を向けても、最低配当が2019年の5万2140円。過去10年の