三菱重工業が後場にプラス圏に浮上した。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上収益は前期比2.3%増の4兆3000億円、最終利益は同45.6%増の1900億円を見込む。最終利益は10期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。更に、前期の年間配当を増額修正したうえで、今期の年間配当は前期比30円増配の160円を計画。これらが買いを誘う要因となったようだ。