4月19日の神宮球場バックネット裏には、スーツ姿のプロスカウトたちがズラリと並んでいた。この日開催された東都大学リーグは西舘勇陽(中央大)、武内夏暉(國學院大)、草加勝(亜細亜大)ら、どの試合にもドラフト候補が登場する垂涎のカードだったからだ。ところが、ドラフト1位候補に挙がる常廣羽也斗(青山学院大)の姿がなかった。日大戦に登板しないどころか、ベンチにも入っていない。もしや故障でもしたのか?と