衝撃的な一報が飛び込んできたのは、8月3日の午後3時半のことだった。午後4時ちょうどの情報解禁つきで球団から「広報連絡」で送付されたメールには以下のような一文が記されていた。<報道各位大関友久投手に左精巣がんの疑いがあり、昨日福岡市内の病院にて左睾丸の高位精巣摘除術を受け無事終了しております。競技復帰は未定です>(原文ママ)目を疑った。いや、「何だこれは......」と頭のなかが一瞬パニックになっ