サハラ砂漠から西へと運ばれていく大量の砂塵。アメリカ海洋大気庁(NOAA)の観測衛星「NOAA-20」が2020年6月に撮影(Credit: NOAA)大西洋の上空では毎年晩春から初秋にかけて、サハラ砂漠から舞い上がった大量の砂塵が「サハラ大気層(SAL:Saharan Air Layer)」を形成しつつ、貿易風に乗って西へと運ばれていきます。この砂嵐そのものはめずらしい気象現象ではないのですが、今年は「ゴジラ」と呼ばれるほどに大きな規模となっ
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