<観光の大衆化でマナー違反に耐えかねたイタリア各都市では、住民の生活を守ることを優先し、観光客の行動を厳しく規制し始めている>ベネチアの歴史ある橋、リアルト橋のたもとでコーヒーを淹れていたドイツ人バックパッカー2人が7月19日、警察に通報され、市外への退去を要請された。その上、950ユーロ(1,050ドル)の罰金も科された。古い白大理石の橋でコーヒーを淹れる行為が、今年5月に制定されたベネチア版の迷惑防止条例