ホテルの厨房設備工事にかかわっていた都内の男性(当時52)が2016年5月に自殺したのは、長時間労働にともなう精神疾患が原因だったとして、渋谷労働基準監督署が労災認定していたことが4月18日にわかった。認定は3月25日付。遺族の代理人が厚労省で記者会見を開き、明らかにした。男性は、一次下請け企業の現場担当者で、元請け企業からの突き上げと、人員増などの対応を取らない自社との板挟みにあっていたとみられる。代理人の