戸籍を男性から女性に変更するよう求めた審判が2月、京都家裁で申し立てられた。申し立てをしたのは、京都市の50代経営者の女性。戸籍上は男性であるが、性同一性障害と診断され、2014年に性別適合手術を受けて、女性として社会生活を送っている。しかし、京都家裁は3月27日、これを却下する決定を下した。女性は診断前に結婚、パートナーの女性、子どもと3人で幸せな家庭に築いてきた。現在の性同一性障害特例法では、「生殖機能