生活に苦しみ、国民健康保険税などを滞納していた宮城県のパート従業員の女性(60代)が、給与を全て差し押さえられたのは違法だとして、宮城県などに220万円の損害賠償を求めて仙台地裁に提訴した。第1回口頭弁論は2月25日にあり、被告側は争う姿勢を示した。●原告の女性「何度も死のうかと悩んだ」河北新報などによると、差し押さえたのは宮城県と市町村でつくる「宮城県地方税滞納整理機構」。女性は国保税など197万円(延滞税