勤務医の残業時間について、2024年4月から年間上限を何時間にするかが厚生労働省の検討会で話し合われている。2月20日には、(1)一般の勤務医960時間(月80時間相当)、(2)若手勤務医1860時間(月155時間相当)、(3)地域医療の勤務医も同じく1860時間という案が示された。一般勤務医は一般労働者と同じ長さだが、技能を磨く必要がある若手勤務医(研修医など)、人手不足の地域医療を支える勤務医については、一定の時間が必