2014年にはベネッセ・コーポレーションが最大で約2070万件に及ぶ顧客情報を、2015年には日本年金機構が125万件超の個人情報を流出させるなど、近年、大規模な情報流出事故が相次いでいる。言うまでもなく、その背景にはサイバー攻撃の複雑化、巧妙化がある。この報道を受け、「自分も被害を受けているのではないか」「自分も知らず知らずのうちに、サイバー犯罪に加担してしまっているのではないか」という不安を感じた方々も多いだ