2014年夏に行われた星稜との石川大会決勝戦は小松大谷にとって悪夢ともいえる試合となった。最終回を迎えた時点で8対0とリードしながら9回裏に一挙9点を奪われてのサヨナラ敗戦。高校野球史に残る世紀の大逆転劇は米全国紙「USATODAY」のサイトでも報じられた。それから約一年。今夏の石川大会準々決勝で再び星稜と相まみえることになった小松大谷は最終回を迎え、3点のリードを許しながら、9回裏に一挙4得点を奪う奇跡の逆