新婚・米倉涼子を待ち受けていた格差婚の罠
2014年末、2歳年下の広告代理店社長A氏(37)と電撃結婚し、世間を驚かせた米倉涼子(39)。入籍後すぐに、家賃300万円ともいわれる都心の高層マンションに引っ越し、二人の愛の巣で幸せな結婚生活を満喫しているかと思いきや、実情はなかなか厳しいようだ。
夫の帰宅はいつも深夜ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)終了後、子作りに専念するため、できるだけ仕事のオファーを断っている米倉。だが、肝心の夫の帰宅時間がいつも深夜。ときには、明け方まで帰ってこず、夫婦のすれ違いが起きていると2月24日発売の「女性自身」(光文社)が報じた。
元リクルートの社員だったA氏は、同社を退社後に独立。立ち上げた会社は2年目に年商2億を達成した。だがそれでもA氏は満足できず、会社をさらに大きくするため、仕事の付き合いで午前様が続いているようだ。
A氏が新婚生活を犠牲にし、会社の拡大にこだわっている理由は、年収3億超えともいわれる米倉との格差。年商2億の成功者であるA氏だが、妻との収入格差を埋めたい一心で仕事に焦っているとも言われている。
破綻しがちな格差婚女性が上の格差婚といえば、女医でタレントの西川史子(42)と会社役員(39)、藤原紀香(43)と陣内智則(41)、矢口真里(32)と中村昌也(28)などがいるが、どれも結果として上手くいかなかった。
夫婦問題を扱っているカウンセラーの分析はこうだ。
「格差婚を乗り越えていくには、収入や地位ではなく、共通の価値観を持ってお互いの尊敬するところを見つけていくのがポイントです。無理に格差を埋めようとすると、相手の生活スタイルや金銭感覚のずれが負担になり破綻します。また、夫が格差を感じていると、妻のちょっとした言動にプライドが傷つき、家庭内も険悪な雰囲気になってしまいます」
収入格差を埋めたいA氏、子作りに励みたい米倉。すでに2人の間で価値観のずれが起きてしまっている。
結婚し、仕事をセーブしている米倉にとっては、予想にしていなかった新婚生活。A氏が格差を埋めることに必死になればなるほど、2人の間の溝は広がっていくばかりだろう。
(取材・文/タナカアツシ)