チェルシーサポーターがパリ地下鉄で黒人の乗客を締め出し 物議を醸す

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2月17日にフランス・パリで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント、パリSG対チェルシーの試合前、チェルシーサポーターの集団が地下鉄内で黒人男性に人種差別的行為をしたことが物議をかもしている。その一部始終を収めた映像は、SNSで一気に広まった。

映像では、パリのメトロ(地下鉄)に乗車しようとする黒人男性を、チェルシーのユニフォームを着たサポーター集団が何度も押し出している。

この行為に対しては、「恥ずべき行為」「恥を知って欲しい。彼らは追放されるべき」「スタジアムの出入りの禁止を望む。逮捕していいと思う」と、チェルシーのサポーターからも数多くの非難コメントが寄せられている。

UEFAもサッカー界の差別撤廃を掲げているが、スタジアム外でのサポーターによる心ない行為が再び明るみに出たことで、今後さらに人種差別問題への議論や具体的なアクションを迫られることとなりそうだ。