LINEのグループトークでシカトされた時こそ登りたい山4選

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最近改めて思うのですが、LINEって便利ですよね〜。

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一昔前はグループの人全員に連絡する場合、メールアドレスを一つ一つ電話帳から引っ張りだし一斉送信!なんて雲をつかむような作業をしていたわけですが、LINEならポンとメッセージを送っておけば勝手に情報が共有されるのでもうとんでもなく便利。

しかしその一方で「グループトーク」にて自分の発言を"総シカト"されちゃった経験は皆さんございませんでしょうか?

「ここは一発気の利いた面白いことを言ってやろう!」と鼻息荒く投稿した結果、既読は着くけど反応が全くない。みたいな惨劇はいつやってくるかわからないのです。

私はこの経験がかなり多くてですね。というより基本的に総シカトされておりますので、先日虚しさのあまり山登りしてみたのです。もうこうなったら山しかないつってね。

するとどうでしょう。心がとても落ち着きましたので、本日は「LINEのグループトークでシカトされた時こそ登りたい山」をご紹介致します。

■富士山(日本)

まず始めにご紹介したいのは、我が日本の最高峰「富士山」です。

富士山は山梨県と静岡県に跨る巨大な活火山で標高は3,776m。端的に言いますが富士山は高いです、やっぱり高い。その高さ故に、山頂は平地に比べ気圧が3分の2程度に減少するらしく酸素を取り入れることすら困難になるほど高い。

つまりあなたは富士山を登りながらこう思うわけです「息苦しいな」と。「これはやばいな」と。そんな時LINEのことなんか考えられませんよね。

むしろ生命LINE(生命線) の方がよっぽど気になるわけです。まずは富士山の息苦しさを味わって、LINEを忘れてみることが肝要だと考えます。

■モンブラン(フランス)

もしあなたが富士山を登っている最中でも山の息苦しさよりグループ間でのやりとりに息苦しさを感じているのであれば続いて「モンブラン」をご紹介しておきましょうか。

いいですか、あの頭に栗が乗っている美味しいケーキじゃないですよ。山ですからね、山。

モンブランはフランス〜イタリアの国境に位置するヨーロッパアルプスの最高峰。標高は富士山を超える4,810mで、一面に広がる白銀の景色がこの世のものとは思えないほど美しい、世界が認める名山です。

人間はあまりに美しいものと接触したとき、自身をそれと比較して省みることがあります。本当の”美”を知ることで、汚れた自分を知ることができる。分かりやすく言えば、カレンダー外すとなんか壁キレイ。みたいなあの感じですね。

あなたはグループトークに執着するあまり、汚い感情に侵されていないですか?一度モンブランを登って自分の執着具合を確認してみてください。

■モンテ・ローザ(スイス)

モンブランなんか全然ダメ、あれ栗じゃん。とか思っているあなたには、仕方がないので「モンテ・ローザ」をご紹介しときます。

「魚民」「白木屋」といった外食チェーンの社名にもなっているこのモンテ・ローザはイタリア・スイス間に位置する山脈で標高はモンブランに匹敵する4,634m。

山名の由来はイタリア語のrosa(薔薇)とされ朝日に染まった山の様子、薔薇のトゲのように尖った極寒からこう呼ばれているそう。

グループトークでシカトされてしまうのは、全身をトゲで串刺しにされるような痛みを伴います。だがしかし、あなたは本当のトゲを知らない。私がしゃべっただけで皆退室していったあのダメージを知らない。いずれ来るかもしれないその痛みに耐えるため、是非一度モンテ・ローザを味わってみてください。きっとどんな苦痛にも耐えられると思います。

■エベレスト(ネパール、中国チベット自治区)

もうどんな山でも全く効果ないし、全然夜も眠れない!そんなことを思っている私のような方にはもうこちらしかないでしょう。そう、「エベレスト」です。

いわずと知れた世界最高の山・エベレストは、標高8,848mと他の追随を許さない圧倒的高さを誇っています。富士山の約2.5倍ですから、想像を絶しますね。

登頂者数は長い歴史の中で未だ数千人しかおらず、その過酷さを物語っておりますがその分頂上に到達した時の達成感は何より代えがたいものになるでしょう。なにしろ世界で一番高いわけですから、全ての存在を見下ろすことができちゃうのです。

私達は何故シカトされると心をざわつかせてしまうのでしょう。理由は十人十色ですが、「グループでの自分の立ち位置」や、「関係性」を考えすぎてしまっているから。

なんて方が多いのではないかと推察します。一度エベレストに登ってしまえば、どんなこともちっぽけに見えてきっと気持ちに余裕ができるはず。

■まとめ

私が本記事で書きたかったことは、私を含め多くの人が「特定のグループに強い執着を持ちすぎているのではないか」という警鐘です。

その執着を更に強めるLINEのグループトークは利便性が高い反面、私達の個を無慈悲にもグループへ縛り付けてしまう恐ろしい魔力を秘めています。だからこそ人はグループトークでシカトされることに恐怖し、そして凹むのです。

ならば、一度距離を置いてみるのが肝要。山でなくても良いから、もっと過酷な環境に身を置くことで肩の力が抜けて「グループトークとかどうでも良くない?」と思えれば、きっと素敵なグループライフを歩めるのではないか。これがグループ間で最も有効な処世術なのではないか。私はそう思っています。

是非、皆さんもグループトークでシカトされた時は、世俗から解放されてみてください。きっと新しい自分に出会えますよ。

尚私は、本記事力が入りすぎているために「あ!これシカトされるな」と思っておりますのでこれから富士山登ります。以上です。