SHIBUYA109が九州進出 鹿児島に今秋オープン

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 東急モールズデベロップメントが3月26日、「SHIBUYA109 KAGOSHIMA(シブヤ イチマルキュー カゴシマ)」の出店を発表した。SHIBUYA109の世界観を凝縮させたパッケージ形態として、JR鹿児島中央駅直結の駅ビル「アミュプラザ鹿児島」に今秋オープン予定。本館2階部分におよそ20店舗を展開し、約16億円の売り上げを目指す。

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 「SHIBUYA109 KAGOSHIMA」は、10代後半〜20代前半の女性をコアターゲットに、駅直結の立地を活かしてOL層にも対応した売り場環境を整備。約1,550平方メールの売り場に、渋谷109で人気があるブランドショップを中心に揃える。開業10周年を機に「ファッションビル"アミュプラザ"としての地位を更に強化する」をコンセプトに大規模リニューアルを行っている「アミュプラザ鹿児島」と共に、館に新規顧客を取り込むという。

 今回の出店形態「SHIBUYA109パッケージ」は、2011年4月にオープンした「SHIBUYA109 ABENO(シブヤ イチマルキュー アベノ)」に次ぐ第2弾。渋谷の店舗で成熟したテナントが「SHIBUYA109」ブランドのもとで次の成長を図っていくための受け皿として、地方に進出するきっかけを創出する。同社では、今後も政令指定都市などの主要地方都市を中心に既存商業施設や新規商業施設への出店を検討していく考えだ。