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東京国立博物館は2014年1月2日〜26日、毎年恒例の新春企画「博物館に初もうで」を開催する。

○お正月に、日本美術や伝統芸能を丸ごと体験

同企画は2003年より実施され、今回で11回目となる好評のイベント。日本の行事の中でももっとも古くからあるといわれ、また1年のうちでもっとも"日本らしさ"を感じられる「お正月」という機会に、「日本文化の玄関口」である同館で、日本美術や伝統芸能を丸ごと体験し、日本文化に親しむきっかけにしてもらうため企画されたという。

会期中は、同館所蔵の国宝であり、同館Webサイトの投票コーナーにて"見たい国宝No.1"にも輝いた水墨画の至宝「松林図屛風」(長谷川等伯筆)や、中国清時代に描かれた作品をもとに独自の作品に転生させた国宝「桜閣山水図屏風」(池大雅筆)をはじめとする名品を特別公開。

また、2014年の干支「午(うま)」を題材とした作品や、松竹梅に鶴亀、富士山、宝船など、吉祥をテーマにしたお正月らしい作品の数々を展示する。

さらに、心豊かな新年のスタートを祝って、新春を鮮やかに彩る生け花や、和太鼓、獅子舞など伝統芸能の新春イベントも実施、日本のお正月の"粋"を楽しめる。

開催日時は2014年1月2日〜26日 9時30分〜17時(入館は16時30分まで)。会場は、東京国立博物館(東京都台東区上野公園13-9)。料金は、一般600円、大学生400円。高校生以下および満18歳未満,満70歳以上は無料。その他、詳細は同館Webページを参照のこと。

(エボル)