電源ボタンを押すと目が光る。充電中にも目が光るが、暗い部屋だと結構目立つ光なので注意

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お金で動くくせに、いま一番お金を稼ぐロボ「ダンボー」のバッテリーが、より「ダンボー」らしくなって返ってきました!

ダンボーはあずまきよひこ原作「よつばと!」に登場した夏休み工作のダンボール製ロボット。絶大な人気を持っていて、さまざまなグッズ展開をしています。6月にはモバイルバッテリー『cheero Power Plus DANBOARD version』(以下ダンボーバッテリー)が発売された時は、売れすぎて生産が追いつかなくなるぐらいでした。その時の紹介記事がこちらになります。

ダンボーバッテリーは非常に愛らしかったのですが、いくつか欠点がありました。それらを解消したのが『cheero Power Plus DANBOARD version -mini』(以下ダンボーミニ)になります。前のバージョンとはどう違うのか、レビューしていきましょう。

■小さく、ダンボールっぽくなった

ダンボーバッテリーは10400mAhという大容量でしたが、大きく、そして普通のバッテリーのような大きさでした。そこで、ダンボーミニは容量を6000mAhにし、小さくしています。幅が75%ぐらい、奥行きは50%ぐらいですね。厚みだけは増えています。でも、それが逆にダンボールっぽさを増して、ダンボーらしさを増しているのです。

小さくても、USBの口が2つあって2台同時に充電できるところは変わっていません。ちなみに6000mAhは、iPhoneを2.5回充電することができます。ダンボーバッテリーは258gと、愛があれば持ち歩ける! という大きさと重さでしたが、ダンボーミニは140gで無理せず持ち歩けます。

■目が光る

ダンボーバッテリーの最大の不満点は、インジケーターが普通のバッテリーと同じ5つのランプだったところ。これが、変わりました。ダンボーミニは目が光ります!

0から33%までは赤色の点滅
34%から66%まではオレンジ色
67%から100%までは黄色

というように、電源ボタンを押した光る色でどれだけ電力が残っているのかを判断できるのです。いやー、これでこそダンボー!

でも、ひとつだけ欠点があります。それは充電時。同じように赤色の点滅→オレンジ色の点滅→黄色の点滅→黄色の点灯(充電完了)と目が光っていくのですが、ここの光量が結構明るいのです。

こういうモバイルバッテリーは一日の終わりに充電をすることが多いと思うのですが、電気を消した部屋で煌々と光ります。ちょっと怖いぐらいに。なので、光る面を下に伏せて充電するようにしています。明るいところで充電するときはいいんですけどね……

■箱がまるでダンボー

さりげなく、今回は箱もダンボーです。ダンボールと同じ縮尺で、ダンボーの顔があります。ファンとしてはこの箱もとっておかなければなりません。

ちなみにダンボーバッテリーは、素材はダンボールであったものの、普通のバッテリーの箱という感じでした。USBケーブルと袋は前と同様ついています。

最近のスマートフォンは集中して使っていると、すぐバッテリーがなくなってしまいます。年末年始の忘年会や新年会で何かと連絡を取り合ったり、アプリを使ってお店探しをしたりすることも多いでしょう。いざ会が始まったときに、バッテリーがもう無いということになると面白くありません。そんなときこそ、モバイルバッテリ-です。そしてそれがこのダンボーミニならウケること間違いなし! Amazonでは早くも1〜3週間待ちになっていますので、急いで購入して備えましょう。
(杉村 啓)