左足クロスで先制点誘発の内田「オウンゴールだけど入ったのは良かった」

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 ブンデスリーガ第13節が23日に行われ、日本代表MF乾貴士の所属するフランクフルトと同代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。打ち合いの末、3−3の引き分けに終わった。内田はフル出場、乾はベンチ入りしたが、出番がなく欠場した。

 内田は14分、右サイドの浅い位置でボールを持つと、左足で中央へクロスを送る。これが相手のオウンゴールを誘い、チームに先制点をもたらした。試合後、内田は、「ファーに1人流れたのが見えたので、ちょっとボールは低かったですけど、オウンゴールですけど入ったのは良かったんじゃないですか」と、先制点の場面を振り返った。

 前半2点をリードして折り返したシャルケだったが、後半に入って56分から68分の間に3失点を喫して一時逆転を許した。内田は、「うちは1点取られたら、ガラっと雰囲気も悪くなりますし、それで前半戦は何度も試合を落としているので。わかってはいるんですけど」と、チームの悪癖が修正できていないことを悔やむと、崩れてしまう原因を問われ、「そこで我慢しきれないことだと思います」とコメントしている。