こういうの私、股から出てます「壇蜜始球式」記者会見レポ
「あそこにあるバット、何に使うと思う?」
「天狗のお面つけて出てくるって噂が……」
「天狗って、秋田と何か関係あんの?」
記者同士の囁きとどこかソワソワした空気の中、真っ青なワンピースの壇蜜が、バットではなくスワローズの応援傘を肩にかけて登場。天狗のお面はつけていない。
8月11日(日)、秋田県立野球場(こまちスタジアム)で行われるプロ野球公式戦「東京ヤクルトスワローズ×横浜DeNAベイスターズ」の試合で、グラビアモデル、そして最近ではドラマ「半沢直樹」で女優としても活躍する壇蜜が始球式を行うことが決定。開催に先立ち、昨日神宮球場で記者会見が行われた。
それにしても、「壇蜜と始球式」はミスマッチ。本来、夏休みの、しかも地方開催の試合といえば一番のターゲットは野球少年のハズ。その疑問は、記者会見の司会を務めた放送作家・元祖爆笑王(秋田県出身)の次のコメントで氷解した。
「秋田テレビの“上層部”からのオファーがあり、何度かの交渉の末、実現に至りました」
“上層部”という単語を何度も繰り返す元祖爆笑王。
「バッターがエラい人なんですよね?」と壇蜜。エラい人、とは、秋田県知事・佐竹敬久、67歳。いろんな大人の情事、じゃなくて事情が絡んでいるらしい。
実際、オファーへの戸惑いは壇蜜自身にもあったという。
「大変光栄なんですけど、(秋田県出身の)乃木坂46の生駒(里奈)ちゃんじゃなくて私で本当にいいのでしょうか?」
「グラビアが過激すぎて身内の者にも『買いにくい』と言われていました。だから、地元を名乗っていいのかな、と。秋田の方々の民意はどうなんでしょう?」
忙しい壇蜜は、仕事以外での秋田への帰郷も久しぶり。
「本家の人たちと顔を会わせるのは2年ぶりですね。今回、普段の撮影みたいな弾丸ツアーではなさそうなので、祖母の顔を見て、お墓参りして、近くの『スーパーモールラッキー』に行きたいと思います」
ん? スーパーモールラッキーって??
「スーパーモールラッキーは……スーパーモールラッキーです。デパートメントストア」
デパートやスーパーを散策することが趣味だとか。
「ノーメイク・ビーチサンダル・短パンでよくブラブラしています。『一日2西友・3サミット』することもありますよ」
始球式もやっぱり短パン?
「球団のお許しがいただけるのであれば、怒られない程度のものを……。だって、普通にTシャツ短パンじゃ、みんな見飽きてますよね。キンタロー。さんの次に私にオファーが来たということは、そういう意味なんじゃないかなと思って、私はお受けしたんですけどね」
そもそも、ボールはキャッチャーまで届くのか?
「(運動神経は)いいわけないじゃないですか。でも、常に9回裏ツーアウト満塁のピンチのような人生なので、なんとかなると思います」
「母が野球中継をよく見ていたので、サッカーよりは野球に馴染みがあります。ちょっと前までは、生まれ変わったら谷繁選手になる予定でした」
「(練習は)マネージャーと二人で、『ブッシュと小泉ごっこ』をやる予定です」
エア始球式を依頼され、ボールとグローブを手にする壇蜜。
グローブを顔に当て、
「何でしょう、このにおい。ペットショップに行ったような……あ、牧場の香り!」
ボールの縫い目を見つめ、
「これ……M字開脚した時の……こういうの私、股から出てます」
バットもありますが?
「それだともう、お昼のネタじゃなくなっちゃう!」
完全なる壇蜜ワールド。
そして、元祖爆笑王が「質問のある方、挙手をどうぞ」と投げかけても誰も手を挙げない。
「夏休みも後半。夏の疲れも吹き飛ぶような刺激的な出会いがあればいいなぁと期待しております。8月11日、こまちスタジアムにどうか寄ってたんしぇ(来てください)」という締めの挨拶で、記者会見はあっさりと終わった。
会場を出ると、出席していた女性記者が同僚と思しき男性記者に「なんで何も聞かないの? いつもいろいろ聞くじゃん」と問いつめていた。
「んーー……なんか、魅入ちゃって。何も聞く気になれなかったんだよねぇ」
え、私ですか?
もちろん何も質問せず、ずっとカメラのシャッターを切っていましたよ。
(オグマナオト)
「天狗のお面つけて出てくるって噂が……」
「天狗って、秋田と何か関係あんの?」
記者同士の囁きとどこかソワソワした空気の中、真っ青なワンピースの壇蜜が、バットではなくスワローズの応援傘を肩にかけて登場。天狗のお面はつけていない。
8月11日(日)、秋田県立野球場(こまちスタジアム)で行われるプロ野球公式戦「東京ヤクルトスワローズ×横浜DeNAベイスターズ」の試合で、グラビアモデル、そして最近ではドラマ「半沢直樹」で女優としても活躍する壇蜜が始球式を行うことが決定。開催に先立ち、昨日神宮球場で記者会見が行われた。
「秋田テレビの“上層部”からのオファーがあり、何度かの交渉の末、実現に至りました」
“上層部”という単語を何度も繰り返す元祖爆笑王。
「バッターがエラい人なんですよね?」と壇蜜。エラい人、とは、秋田県知事・佐竹敬久、67歳。いろんな大人の情事、じゃなくて事情が絡んでいるらしい。
実際、オファーへの戸惑いは壇蜜自身にもあったという。
「大変光栄なんですけど、(秋田県出身の)乃木坂46の生駒(里奈)ちゃんじゃなくて私で本当にいいのでしょうか?」
「グラビアが過激すぎて身内の者にも『買いにくい』と言われていました。だから、地元を名乗っていいのかな、と。秋田の方々の民意はどうなんでしょう?」
忙しい壇蜜は、仕事以外での秋田への帰郷も久しぶり。
「本家の人たちと顔を会わせるのは2年ぶりですね。今回、普段の撮影みたいな弾丸ツアーではなさそうなので、祖母の顔を見て、お墓参りして、近くの『スーパーモールラッキー』に行きたいと思います」
ん? スーパーモールラッキーって??
「スーパーモールラッキーは……スーパーモールラッキーです。デパートメントストア」
デパートやスーパーを散策することが趣味だとか。
「ノーメイク・ビーチサンダル・短パンでよくブラブラしています。『一日2西友・3サミット』することもありますよ」
始球式もやっぱり短パン?
「球団のお許しがいただけるのであれば、怒られない程度のものを……。だって、普通にTシャツ短パンじゃ、みんな見飽きてますよね。キンタロー。さんの次に私にオファーが来たということは、そういう意味なんじゃないかなと思って、私はお受けしたんですけどね」
そもそも、ボールはキャッチャーまで届くのか?
「(運動神経は)いいわけないじゃないですか。でも、常に9回裏ツーアウト満塁のピンチのような人生なので、なんとかなると思います」
「母が野球中継をよく見ていたので、サッカーよりは野球に馴染みがあります。ちょっと前までは、生まれ変わったら谷繁選手になる予定でした」
「(練習は)マネージャーと二人で、『ブッシュと小泉ごっこ』をやる予定です」
エア始球式を依頼され、ボールとグローブを手にする壇蜜。
グローブを顔に当て、
「何でしょう、このにおい。ペットショップに行ったような……あ、牧場の香り!」
ボールの縫い目を見つめ、
「これ……M字開脚した時の……こういうの私、股から出てます」
バットもありますが?
「それだともう、お昼のネタじゃなくなっちゃう!」
完全なる壇蜜ワールド。
そして、元祖爆笑王が「質問のある方、挙手をどうぞ」と投げかけても誰も手を挙げない。
「夏休みも後半。夏の疲れも吹き飛ぶような刺激的な出会いがあればいいなぁと期待しております。8月11日、こまちスタジアムにどうか寄ってたんしぇ(来てください)」という締めの挨拶で、記者会見はあっさりと終わった。
会場を出ると、出席していた女性記者が同僚と思しき男性記者に「なんで何も聞かないの? いつもいろいろ聞くじゃん」と問いつめていた。
「んーー……なんか、魅入ちゃって。何も聞く気になれなかったんだよねぇ」
え、私ですか?
もちろん何も質問せず、ずっとカメラのシャッターを切っていましたよ。
(オグマナオト)