NTTコミュニケーションズより、『「親子間のデジタル・コミュニケーション」に関する調査レポート』というニュースリリースが配信されていた。『離れて暮らす親に… 広がる “デジタル親孝行” 親とのコミュニケーションはデジタル派 → 親孝行意識や帰省頻度 アナログ派よりも高』というタイトルの興味深い内容であるが、その狙いは何だろうか。

 調査対象者は<両親と離れて暮らす30歳から49歳までの男女計1,000名を対象>だが、その中で、<離れて暮らす親に手紙を送ったり、固定電話で会話をするといった手段を“アナログ手段”、パソコンや携帯のメールを使ったり、インターネット通話を活用する手段を“デジタル手段”と定義して分類した結果、“デジタル手段のみ”を活用していると答えた人が50.0%と最多で、“アナログ手段のみ”と答えた人の19.3%、ならびに“アナログとデジタルを併用”と答えた28.4%を大きく上回>ったという。具体的にデジタルとは、<「携帯・スマートフォンでの通話」(88.4%)、次いで「(PC・携帯などの)文字メール」(44.0%)、「(PC・携帯などの)画像つきメール」(14.4%)>だという。
さて、タイトルにもある、「離れて暮らす親とのコミュニケーション」だが、<離れながらも「週1回以上」の高い頻度でコミュニケーションをとっている人は、デジタル派では約3人に1人(31.8%)と、30、40代の全体平均29.4%やアナログ派の20.2%よりも高いことが分か>ったという。また、<帰省シーズンに里帰りをする頻度については、「多い」と答えた人はデジタル派で52.8%と、これも平均(51.0%)より高かったのに対し、アナログ派は44.0%>だったという。

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