サッカー五輪代表メンバー決定！U-23代表は比嘉システムを放棄した件。
まずは、金メダルを目指して最強の布陣を組んだなでしこJAPANから。こちらはワールドカップ経験者から18人を選び、新戦力の追加はナシ。いわゆるあの「なでしこJAPAN」ではない選手を投入するとガクッと弱くなるように感じてはいたので、ここは妥当な選考か。世界で確実に計算できる18人。それが選ばれたメンバーたちなのです。
GK
1 福元美穂
18 海堀あゆみ
DF
2 近賀ゆかり
12 矢野喬子
3 岩清水梓
5 鮫島彩
4 熊谷紗希
MF
10 澤穂希
8 宮間あや
9 川澄奈穂美
6 阪口夢穂
14 田中明日菜
FW
7 安藤梢
13 丸山桂里奈
11 大野忍
17 大儀見（永里）優季
15 郄瀬愛実
16 岩渕真奈
監督：「丸山にはオフ・ザ・ピッチのポテンシャルも期待している」
選手：「オフ・ザ・ビッチですか？」
選手：「ビッチ・オブ・ザ・ビッチって何ですか？」
ベンチを盛り上げて、報道陣を煙に巻けって意味だよ！
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ワールドカップの18名から落ちたのが山郷のぞみ、上尾野辺めぐみ、宇津木瑠美の3人。山郷はGKなので18名選考なら残らないのは妥当なところ。宇津木はケガ。上尾野辺は名前が長すぎる。まぁケガを除けば順当な選出と言えるのでは。
わずかに気になるのはDFの枚数不足。近賀・岩清水・熊谷・鮫島という不動の4バックで臨むことになるのでしょうが、連戦で疲労が出たり、怪我・累積警告が出たときにどうするのか。DF専任は矢野だけで、2枚替える必要が出たら田中あっすーをまわすしかない状態。とは言え、ボランチの位置も澤のめまい症が予断を許しません。その意味で、直前での宇津木の負傷離脱は痛かったところ。あっすーがその辺全体のバックアップとして便利に大活躍することが、なでしこ優勝への条件となってきそうです。よしっ。
発表時に会見場をどよめかせたのは丸山桂里奈の選出。しかし、むしろ驚くなら「途中投入で流れを変えるドリブラー」という仕事を、丸山・岩渕とふたり用意している点か。ワールドカップ同様にふたりを次々に投入する攻めの采配。この辺りには、自分たちのサッカーを貫くという姿勢を感じます。守備陣に怪我人は出ない、出ないんじゃないかな、出ないと思う、そんな「攻め」のメンバー選考と言えるでしょう。
