スマホ・ナビがPNDを駆逐する!?
ケータイでナビを使う方法はauなどが積極的にスタートさせるなど、数年前からありましたが、当時は画面が小さいので見にくい、操作しにくいなどの欠点を抱えていたのは確かでしょう。
スマホが急速に普及している現在では、カロッツェリアからもスマホ用クレイドルが出ているくらいですから、据え置き型ナビやPNDを買わなくてもスマホでも十分という声はますます強まるはず。とくにPNDとスマホは、機種によってはサイズも大差ないとなると、PNDを買って初期投資をするのか、定額料金を払ってナビ用アプリを使うかは迷いどころです。
ゼンリンデータコムがリリースしている「いつもNAVI」で見てみると、価格は1年間800円で、市街図表示や方向看板表示、交差点名称読み上げなどルートガイドで欠かせないフルナビオプションを1年間2000円で用意しています。iPhone/iPad向けで、満空情報付き駐車場情報やガソリン価格付きガソリンスタンド情報などもあり、さらにVICSやプローブ情報にも対応するなど、機能面でPNDとの差は少なくなってきます。PNDはワンセグや徒歩/自転車モードを用意するモデルが多いですから、ここに利便性を感じるユーザーには訴求しますが、必要なければスマホで十分という結論になるかもしれません。
(塚田勝弘)
■関連記事
・ちょっと贅沢なクリスマスプレゼントに!? 車内でブルーレイを楽しもう!
・「じぶんスマート」がけっこう高度なDIYを要求する件
・アメ車の右ハンドル化のようなナビ!? 北米生まれのPND「ガーミン」がVICSに対応
・図書カード1000円分プレゼント!
・アプリでNAVI化する「スマホ」と「新種PND」のオススメ3種!