「狭小店フォーマット」で勝負をかけるユナイテッドアローズ/金森 努
東京メトロ表参道駅、東名高速海老名SAに出店する同社の展開を見てみよう。
11月10日付日経新聞に来春の開業予定として<羽田に「メンズ館」 三越伊勢丹 新規立地を開拓>という記事が掲載されたが、その戦略意図を考察し、以下の記事として掲載した。
< 夢のパラダイス「三越伊勢丹・羽田メンズ館」?>
http://www.insightnow.jp/article/6886
売り場面積が伊勢丹新宿本店のメンズ館の約10分の1・1千平方メートルという陣容で望む、昨今の流通グループの戦略である狭小店開発と一線を画す展開だ。
一方、セレクトショップのユナイテッドアローズは、その狭小店フォーマットに磨きをかける展開で勝負をかけてきている。11月9日に東京メトロ表参道駅地下鉄構内(改札外)に小さなショップをオープンした。看板には「ザ ステーションストア ユナイテッドアローズ」と書いてある。
開店から1週間の11月16日に現地取材をしてみたが、改札を出てすぐの良好な立地とも相まって、店舗内に足を踏み入れる人、商品を手に取る人、レジに並ぶ人が引きも切らない状態だった。品揃えは雑貨、女性向けアクセサリーと袋物、衣料品。通行客のついで買い、衝動買いの取り込みを狙ったと思われるが、狭い店舗にオンナゴコロをくすぐる商品の数々をよくもここまで詰め込んだという感じのショップとなっている。ユナイテッドアローズを表す「UA」と、メトロを象徴したマークを組み合わせたロゴを配した駅ナカショップ限定のグッズも取りそろえている。
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11月10日付日経新聞に来春の開業予定として<羽田に「メンズ館」 三越伊勢丹 新規立地を開拓>という記事が掲載されたが、その戦略意図を考察し、以下の記事として掲載した。
< 夢のパラダイス「三越伊勢丹・羽田メンズ館」?>
http://www.insightnow.jp/article/6886
売り場面積が伊勢丹新宿本店のメンズ館の約10分の1・1千平方メートルという陣容で望む、昨今の流通グループの戦略である狭小店開発と一線を画す展開だ。
開店から1週間の11月16日に現地取材をしてみたが、改札を出てすぐの良好な立地とも相まって、店舗内に足を踏み入れる人、商品を手に取る人、レジに並ぶ人が引きも切らない状態だった。品揃えは雑貨、女性向けアクセサリーと袋物、衣料品。通行客のついで買い、衝動買いの取り込みを狙ったと思われるが、狭い店舗にオンナゴコロをくすぐる商品の数々をよくもここまで詰め込んだという感じのショップとなっている。ユナイテッドアローズを表す「UA」と、メトロを象徴したマークを組み合わせたロゴを配した駅ナカショップ限定のグッズも取りそろえている。
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