個人の被ばく量を測る線量計3万1395円で8月8日（月）から販売開始【ガイガーカウンター特集】

家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線測定器の情報をお届けしている。日用雑貨メーカーによる線量計販売への参入が盛んになってきている。セーラー万年筆からも、病院に導入されて20年の歴史を誇る日立アロカメディカル社の個人被ばく線量計をベースに、一般の人が使いやすい仕様にした「マイドーズミニ PDM-122」を販売する。8月8日（月）に販売開始で、定価は3万1395円。■人体に降り注ぐガンマ線とエックス線を検知
当機はもともと、胸部X線撮影・胃カメラ、CTスキャン等に携わる医師や放射線技師の被ばく量を測定する機器をベースとしているので、空気・水・土壌・食物の線量計測はできない。放射線汚染の除去作業や、汚染されている場所での日常生活をする間、トータルとして人体が被ばくした線量を教えてくれる。本体裏側のクリップ、または付属のネックストラップを使用して男性は胸部、女性は腹部に装着するのが理想的。福島で入手困難となっているタイプのボタン型リチウム電池で稼働するので、購入前に電池の入手経路を確認しておくことも大切だ。


セーラー万年筆公式オンラインショップ「マイドーズミニ PDM-122」