高円宮杯Ｒ１６ 流経大柏×市立船橋
高円宮杯Ｕ-１８は今日がラウンド１６。
ひたちなかの第２試合は流経大柏と市立船橋の対戦である。
同じ「ダービー」でも選手の熱気は昨日のフクアリより上だろう。
千葉のライバル同士というだけの関係ではない。
どちらも全国の覇権を争う強豪だ。
「本田先生 vs 市船」という構図はもう２０年以上続いている。
切磋琢磨が両校、そして千葉のレベルを引き上げてきた。
流経大柏は関東プリンス２位。
浦和、ヴェルディ、マリノス、ジェフを下に従えてこの順位である。
普通に考えると今年の高体連勢で最強だろう。
ただし高校総体は米子北に敗れてベスト１６止まりだった。
一方で市立船橋は総体のチャンピオンだ。
プリンスも関東９位だからそんなに悪くない。
この対戦は今季これが３回目らしい。
新人戦、プリンス、総体予選で戦って流経が３連勝している。
市船もひと夏を越して強くなったはず。今日はどういう試合になるだろう？
流通経済大学付属柏高校
ＧＫ １７ 緒方大樹 ３年 １７８／７５
ＤＦ ３ 中西孝太 ３年 １７５／５８
４ 本橋託人 ３年 １７５／７０
５ 増田繁人 ３年 １８９／７５
６ 八角大智 ３年 １７０／５６
ＭＦ １３ 古波津辰希 ２年 １７３／５７
１０ 富田湧也 ３年 １６６／６０
１４ 吉田真紀人 ３年 １７５／６３
８ 宮本拓弥 ２年 １８１／８０
ＦＷ ９ 進藤誠司 ３年 １６７／６４
１９ 田宮諒 ３年 １７２／６１
−−−−田宮−−−−進藤−−−−
−−宮本−−−−−−−−吉田−−
−−−−−富田−-古波津-−−−−
−八角−−増田−−本橋−−中西−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
船橋市立船橋高校
ＧＫ １ 高橋諭 ３年 １８１／６６
ＤＦ ２ 百瀬隆之介 ３年 １７８／６６
４ 山野辺大樹 ３年 １７７／６５
５ 平尾優頼 ３年 １８７／７３
２２ 小出悠太 １年 １８１／７２
ＭＦ １４ 河��敬 ３年 １７６／６４
６ 今瀬淳也 ３年 １８１／６８
１６ 菅野将輝 ２年 １６５／５９
１０ 藤橋優樹 ３年 １７５／６５
８ 石原幸治 ３年 １７２／６１
ＦＷ ９ 水谷達也 ３年 １８１／７１
−−−−−−−水谷−−−−−−−
−−石原−−−藤橋−−−菅野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
試合前にサイドが入れ替わった。
ひたちなかは海辺の競技場である。
第２試合になって風がかなり強くなった。
コイントスに勝った市船が「風上」を取る。
果たして試合は強風の影響を受けた。
ボールがどうにも落ち着かない。
つなぐのでなく「蹴り返す」キックが増える。
ロングボールを警戒して布陣も下がる。
お互いに間延びして正直ちょっと雑な試合になった。
１０分、市船は右ＣＫを石原幸治が右足で入れる。
山野辺大樹のヘッドは枠の上。
２１分、流経は八角大智がエリア左にフィードを入れる。
田宮諒がいいボールコントロールででマークを外してシュート。
枠内だったけどＧＫ高橋諭がキープした。
２５分、流経は宮本拓弥がインターセプトから縦パス。
吉田真紀人がパスを受けて右に開く。
しかし田宮諒のシュートはＧＫの正面。
２８分、流経は緒方大樹が前線にゴールキック。
宮本拓弥が落として、吉田真紀人は左足一閃。
吉田のシュートはドライブが掛かって枠の上隅に届く。
しかしＧＫ高橋諭がパンチして枠上に逃れた。
３７分、流経は宮本拓弥が前線でゴールキックを胸トラップ。
宮本はそのまま反転して左足シュートを放つ。
これは市船のＤＦに当たって外。
３９分、市船はセットプレーの攻め直し。
菅野将輝が右サイドに落とす。
藤橋優樹は中央に折り返す。
水谷達也がフリーでヘッドを合わせて決定的だった。しかし枠外。
４４分、市船は藤橋優樹に警告。
前半はそのままスコアレスで折り返し。
完全に五分五分な展開だった。
両校ともベンチに「手駒」が控えている。
後半に交代選手が入って試合は活性化した。
５８分、流経は田宮諒→中村慶太。
６０分、市船は菅野将輝→松野央資。
６１分、流経はセットプレーの攻め直し。
八角大智がセカンドボールに反応して左足ミドルを狙う。
強烈なシュートが枠を捉えた。
しかしＧＫ高橋諭がブロックしてポスト＆外。
６１分、流経は本橋託人に警告。
６３分、流経は中村慶太に警告。
６６分、流経は宮本拓弥→高橋翔也。
流経の布陣がこう↓
−−−−吉田−−−-中村慶-−−−
−−田宮−−−−−−−−高橋−−
−−−−−富田−-古波津-−−−−
−八角−−増田−−本橋−−石井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
６７分、流経のＦＫはゴール向かってやや右。距離が約２５ｍ。
吉田真紀人の左足ストレートキックが奥のネットに突き刺さった！
＜流通経済大柏 １−０ 市立船橋＞
吉田は強風を考えて強く真っ直ぐなキックを選択。
「変化球」は風に影響されますからね。
ＧＫ高橋諭はややニア寄りに立ち、重心がファー側だった。
市船の石渡監督は「ニアに誘い出そうとして裏をかかれた」と分析していた。
７４分、市船は水谷達也→和泉竜司。
市船の布陣がこう↓
−−−−−−−藤橋−−−−−−−
−−石原−−−和泉−−−松野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
７５分、流経は古波津辰希に警告。
藤橋優希の反転を引き倒した。
７６分、市船は小出悠太が左サイドにフィードを入れる。
石原幸治が左足で折り返す。
ＧＫ緒方大樹はボールを抑えに飛び出した。
しかし松野央資が一瞬早くボールに触る。
シュートはＧＫの指先を抜けてゴールイン。
＜市立船橋 １−１ 流通経済大柏＞
８８分、流経は八角大智が左サイドからエリア内にＦＫを入れる。
増田繁人はファーサイドからヘッドを落とす。
古波津辰希がゴール前の密集からシュート。枠外。
８９分、市船は藤橋優樹がエリア右にスルーパス。
松野央資がエリア右に抜け出してシュート。
更に和泉竜司がＧＫのブロックに詰める。
和泉がエリア左から狙ったシュートは決定的だったけど枠外。
９３分、流経は増田繁人に警告。藤橋優樹の突破をブロックした。
９０分＆ロスタイムを終えて決着づかず。
試合は１０分ハーフの延長戦に入る。
９７分、市船は藤橋優樹が前線でポストプレー。
石原幸治は左サイドを抜けて折り返す。
松野央資がニアで摺らして決定的だった。
しかしこのシュートはＤＦがブロックして外。
１００分、市船は藤橋優樹→森川穣。
市船の最終布陣がこう↓
−−−−−−−森川−−−−−−−
−−石原−−−和泉−−−松野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
１０５分、流経は吉田真紀人に警告。
１０７分、流経は田宮諒が左から中に当てる。
中村慶太の左足ミドルは枠上。
１０８分、流経は中村慶太が左サイドから縦にスルーパス。
高橋翔也はエリア内に抜け出す。
ＧＫ高橋諭が飛び出して��にボールへ届いた。
しかしわずかにファンブルして高橋翔也がボールに詰める。
高橋翔也が倒れて主審は笛。
ＧＫが「足を払った」という判定で流経にＰＫが与えられた！
１０９分、流経は吉田真紀人がこのＰＫを成功。
＜流通経済大柏 ２−１ 市立船橋＞
１１１分、流経は田宮諒→鈴木翔登。
最終布陣がこんな感じ↓
−−−−−−−鈴木−−−−−−−
−−高橋−-吉田−富田−中村慶-−
−−−−−−-古波津-−−−−−−
−八角−−増田−−本橋−−石井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
そのままタイムアップ。
流経大柏が最後の最後に勝ち越してライバル対決を制した。
ただ試合後の市船に落胆の様子は無かった。
選手権予選に向けて「やれる」という手応えを掴んだ試合のようだ。
流経の最終ラインはヘディングが抜群に強い。
しかし市船は石原幸治、松野央資の「裏狙い」が有効だった。
両校監督のコメント要約です。
●石渡靖之・市立船橋高校監督：
試合前に風上を取るよう指示した。１本先に取りたいと思った。
チームは諦めない気持ちを発揮して、リードされてもよく取り戻した。
春より成長したけど、「紙一重の勝負」を拾う決定力がなかった。
（Ｑ松野央資、和泉竜司を途中から起用した意図について）
菅野将輝はいいキックを持っている。
ひたちなかの強風で彼のブレ球が生かせると考えて先発で起用した。
●本田裕一郎・流通経済大柏高校監督：
（市船には）可哀相な結果となってしまった。
ボールが空中を飛んでばかりだから困った。
ウチはカウンター、滞空の対応が上手くない。
もっと丁寧に下を転がして欲しかった。
ただこの対決は気持ちが入って、いつもこういう展開になってしまう。
（Ｑ手の内を隠すようなことはあったか？）
この試合だけを考えて戦った。選手権予選は全く意識していない。
応援も含めて一体感が出てきた。
試合に出られない選手の「ひがみ」を感じない。
選手同士が競り合って「ギリギリのところで諦めない」強さが出てきた。
今日も接戦を最後まで我慢できた。
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ひたちなかの第２試合は流経大柏と市立船橋の対戦である。
同じ「ダービー」でも選手の熱気は昨日のフクアリより上だろう。
千葉のライバル同士というだけの関係ではない。
どちらも全国の覇権を争う強豪だ。
「本田先生 vs 市船」という構図はもう２０年以上続いている。
切磋琢磨が両校、そして千葉のレベルを引き上げてきた。
流経大柏は関東プリンス２位。
浦和、ヴェルディ、マリノス、ジェフを下に従えてこの順位である。
普通に考えると今年の高体連勢で最強だろう。
ただし高校総体は米子北に敗れてベスト１６止まりだった。
一方で市立船橋は総体のチャンピオンだ。
プリンスも関東９位だからそんなに悪くない。
この対戦は今季これが３回目らしい。
新人戦、プリンス、総体予選で戦って流経が３連勝している。
市船もひと夏を越して強くなったはず。今日はどういう試合になるだろう？
ＧＫ １７ 緒方大樹 ３年 １７８／７５
ＤＦ ３ 中西孝太 ３年 １７５／５８
４ 本橋託人 ３年 １７５／７０
５ 増田繁人 ３年 １８９／７５
６ 八角大智 ３年 １７０／５６
ＭＦ １３ 古波津辰希 ２年 １７３／５７
１０ 富田湧也 ３年 １６６／６０
１４ 吉田真紀人 ３年 １７５／６３
８ 宮本拓弥 ２年 １８１／８０
ＦＷ ９ 進藤誠司 ３年 １６７／６４
１９ 田宮諒 ３年 １７２／６１
−−−−田宮−−−−進藤−−−−
−−宮本−−−−−−−−吉田−−
−−−−−富田−-古波津-−−−−
−八角−−増田−−本橋−−中西−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
船橋市立船橋高校
ＧＫ １ 高橋諭 ３年 １８１／６６
ＤＦ ２ 百瀬隆之介 ３年 １７８／６６
４ 山野辺大樹 ３年 １７７／６５
５ 平尾優頼 ３年 １８７／７３
２２ 小出悠太 １年 １８１／７２
ＭＦ １４ 河��敬 ３年 １７６／６４
６ 今瀬淳也 ３年 １８１／６８
１６ 菅野将輝 ２年 １６５／５９
１０ 藤橋優樹 ３年 １７５／６５
８ 石原幸治 ３年 １７２／６１
ＦＷ ９ 水谷達也 ３年 １８１／７１
−−−−−−−水谷−−−−−−−
−−石原−−−藤橋−−−菅野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
試合前にサイドが入れ替わった。
ひたちなかは海辺の競技場である。
第２試合になって風がかなり強くなった。
コイントスに勝った市船が「風上」を取る。
果たして試合は強風の影響を受けた。
ボールがどうにも落ち着かない。
つなぐのでなく「蹴り返す」キックが増える。
ロングボールを警戒して布陣も下がる。
お互いに間延びして正直ちょっと雑な試合になった。
１０分、市船は右ＣＫを石原幸治が右足で入れる。
山野辺大樹のヘッドは枠の上。
２１分、流経は八角大智がエリア左にフィードを入れる。
田宮諒がいいボールコントロールででマークを外してシュート。
枠内だったけどＧＫ高橋諭がキープした。
２５分、流経は宮本拓弥がインターセプトから縦パス。
吉田真紀人がパスを受けて右に開く。
しかし田宮諒のシュートはＧＫの正面。
２８分、流経は緒方大樹が前線にゴールキック。
宮本拓弥が落として、吉田真紀人は左足一閃。
吉田のシュートはドライブが掛かって枠の上隅に届く。
しかしＧＫ高橋諭がパンチして枠上に逃れた。
３７分、流経は宮本拓弥が前線でゴールキックを胸トラップ。
宮本はそのまま反転して左足シュートを放つ。
これは市船のＤＦに当たって外。
３９分、市船はセットプレーの攻め直し。
菅野将輝が右サイドに落とす。
藤橋優樹は中央に折り返す。
水谷達也がフリーでヘッドを合わせて決定的だった。しかし枠外。
４４分、市船は藤橋優樹に警告。
前半はそのままスコアレスで折り返し。
完全に五分五分な展開だった。
両校ともベンチに「手駒」が控えている。
後半に交代選手が入って試合は活性化した。
５８分、流経は田宮諒→中村慶太。
６０分、市船は菅野将輝→松野央資。
６１分、流経はセットプレーの攻め直し。
八角大智がセカンドボールに反応して左足ミドルを狙う。
強烈なシュートが枠を捉えた。
しかしＧＫ高橋諭がブロックしてポスト＆外。
６１分、流経は本橋託人に警告。
６３分、流経は中村慶太に警告。
６６分、流経は宮本拓弥→高橋翔也。
流経の布陣がこう↓
−−−−吉田−−−-中村慶-−−−
−−田宮−−−−−−−−高橋−−
−−−−−富田−-古波津-−−−−
−八角−−増田−−本橋−−石井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
６７分、流経のＦＫはゴール向かってやや右。距離が約２５ｍ。
吉田真紀人の左足ストレートキックが奥のネットに突き刺さった！
＜流通経済大柏 １−０ 市立船橋＞
吉田は強風を考えて強く真っ直ぐなキックを選択。
「変化球」は風に影響されますからね。
ＧＫ高橋諭はややニア寄りに立ち、重心がファー側だった。
市船の石渡監督は「ニアに誘い出そうとして裏をかかれた」と分析していた。
７４分、市船は水谷達也→和泉竜司。
市船の布陣がこう↓
−−−−−−−藤橋−−−−−−−
−−石原−−−和泉−−−松野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
７５分、流経は古波津辰希に警告。
藤橋優希の反転を引き倒した。
７６分、市船は小出悠太が左サイドにフィードを入れる。
石原幸治が左足で折り返す。
ＧＫ緒方大樹はボールを抑えに飛び出した。
しかし松野央資が一瞬早くボールに触る。
シュートはＧＫの指先を抜けてゴールイン。
＜市立船橋 １−１ 流通経済大柏＞
８８分、流経は八角大智が左サイドからエリア内にＦＫを入れる。
増田繁人はファーサイドからヘッドを落とす。
古波津辰希がゴール前の密集からシュート。枠外。
８９分、市船は藤橋優樹がエリア右にスルーパス。
松野央資がエリア右に抜け出してシュート。
更に和泉竜司がＧＫのブロックに詰める。
和泉がエリア左から狙ったシュートは決定的だったけど枠外。
９３分、流経は増田繁人に警告。藤橋優樹の突破をブロックした。
９０分＆ロスタイムを終えて決着づかず。
試合は１０分ハーフの延長戦に入る。
９７分、市船は藤橋優樹が前線でポストプレー。
石原幸治は左サイドを抜けて折り返す。
松野央資がニアで摺らして決定的だった。
しかしこのシュートはＤＦがブロックして外。
１００分、市船は藤橋優樹→森川穣。
市船の最終布陣がこう↓
−−−−−−−森川−−−−−−−
−−石原−−−和泉−−−松野−−
−−−−−河��−−今瀬−−−−−
−小出−−平尾−-山野辺-−百瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
１０５分、流経は吉田真紀人に警告。
１０７分、流経は田宮諒が左から中に当てる。
中村慶太の左足ミドルは枠上。
１０８分、流経は中村慶太が左サイドから縦にスルーパス。
高橋翔也はエリア内に抜け出す。
ＧＫ高橋諭が飛び出して��にボールへ届いた。
しかしわずかにファンブルして高橋翔也がボールに詰める。
高橋翔也が倒れて主審は笛。
ＧＫが「足を払った」という判定で流経にＰＫが与えられた！
１０９分、流経は吉田真紀人がこのＰＫを成功。
＜流通経済大柏 ２−１ 市立船橋＞
１１１分、流経は田宮諒→鈴木翔登。
最終布陣がこんな感じ↓
−−−−−−−鈴木−−−−−−−
−−高橋−-吉田−富田−中村慶-−
−−−−−−-古波津-−−−−−−
−八角−−増田−−本橋−−石井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−
そのままタイムアップ。
流経大柏が最後の最後に勝ち越してライバル対決を制した。
ただ試合後の市船に落胆の様子は無かった。
選手権予選に向けて「やれる」という手応えを掴んだ試合のようだ。
流経の最終ラインはヘディングが抜群に強い。
しかし市船は石原幸治、松野央資の「裏狙い」が有効だった。
両校監督のコメント要約です。
●石渡靖之・市立船橋高校監督：
試合前に風上を取るよう指示した。１本先に取りたいと思った。
チームは諦めない気持ちを発揮して、リードされてもよく取り戻した。
春より成長したけど、「紙一重の勝負」を拾う決定力がなかった。
（Ｑ松野央資、和泉竜司を途中から起用した意図について）
菅野将輝はいいキックを持っている。
ひたちなかの強風で彼のブレ球が生かせると考えて先発で起用した。
●本田裕一郎・流通経済大柏高校監督：
（市船には）可哀相な結果となってしまった。
ボールが空中を飛んでばかりだから困った。
ウチはカウンター、滞空の対応が上手くない。
もっと丁寧に下を転がして欲しかった。
ただこの対決は気持ちが入って、いつもこういう展開になってしまう。
（Ｑ手の内を隠すようなことはあったか？）
この試合だけを考えて戦った。選手権予選は全く意識していない。
応援も含めて一体感が出てきた。
試合に出られない選手の「ひがみ」を感じない。
選手同士が競り合って「ギリギリのところで諦めない」強さが出てきた。
今日も接戦を最後まで我慢できた。
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