切り札で一気に攻勢か!富士通の「3Dパソコン」はココが違う【最新ハイテク講座】
日本電気(NEC)、東芝に続き、富士通もついに「3Dパソコン」を発表した。これで国内PC出荷台数トップ3※が相次いで「3Dパソコン」に参入し、出揃ったことになる。3Dパソコンとは、文字通りに3D映像を見られるパソコンだが、これほど早く、各社が発売すると誰が予想できただろうか。
※外資系のPCメーカーを除く
いずれのメーカーの「3Dパソコン」も3Dメガネを使う方式だが、メーカーごとに独自の工夫を盛り込んでいる。今回は富士通の3Dパソコン「FH550/3AM」にフォーカスしてみた。
■「3つの3D体験」で他社と差別化
「FH550/3AM」は、20型ワイド液晶を搭載した液晶一体型の3Dパソコンだ。3D映像の表示に円偏光方式を採用している。
最大の特長は、「見る」「変える」「作る」という「3つの3D体験」が楽しめる点だ。
まず「見る」だが、「FH550/3AM」は次世代規格「Blu-ray 3D」に対応しているので、自宅でBlu-rayの3Dコンテンツを楽しむことができる。「YouTube」など、インターネット上で公開されている3D動画も視聴可能だ。
次に「変える」だが、現在市販されているDVDは、2Dのコンテンツが圧倒的に多い。「FH550/3AM」であれば、それらの2D映像をリアルタイムで3Dに変換して視聴することができるのだ。同様に、2Dゲームを3Dに変換して楽しむこともできる。
最後に「作る」だが、「FH550/3AM」は本体に3Dカメラ(2つのWebカメラ)を内蔵しているので、別途3Dカメラを用意することなく、ユーザーは購入したその日から3D動画や3D写真を撮影して楽しむことができる。
■かざした手で操作ができる - ジェスチャーコントロール機能
3D以外の特長としては、ジェスチャーコントロール機能を備えている点が特徴だ。「FH550/3AM」は、Webカメラにかざした手の動きで、映像や音楽を手軽に操作することができる。具体的には、音楽やブルーレイディスク/DVD、録画番組の再生、停止、テレビ放送のチャンネル変更や音量調整ができるのだ。
3Dパソコンを発表した国内PCメーカーとしては後発となる富士通だが、そのぶん3Dコンテンツを自作できる3Dカメラを内蔵した点で競合他社よりも一歩リードしたかたちだ。果たして3Dパソコン市場を制するのは、どこのメーカーだろうか。
■富士通
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「FH550/3AM」は、20型ワイド液晶を搭載した液晶一体型の3Dパソコンだ。3D映像の表示に円偏光方式を採用している。
最大の特長は、「見る」「変える」「作る」という「3つの3D体験」が楽しめる点だ。
まず「見る」だが、「FH550/3AM」は次世代規格「Blu-ray 3D」に対応しているので、自宅でBlu-rayの3Dコンテンツを楽しむことができる。「YouTube」など、インターネット上で公開されている3D動画も視聴可能だ。
次に「変える」だが、現在市販されているDVDは、2Dのコンテンツが圧倒的に多い。「FH550/3AM」であれば、それらの2D映像をリアルタイムで3Dに変換して視聴することができるのだ。同様に、2Dゲームを3Dに変換して楽しむこともできる。
最後に「作る」だが、「FH550/3AM」は本体に3Dカメラ(2つのWebカメラ)を内蔵しているので、別途3Dカメラを用意することなく、ユーザーは購入したその日から3D動画や3D写真を撮影して楽しむことができる。
■かざした手で操作ができる - ジェスチャーコントロール機能
3D以外の特長としては、ジェスチャーコントロール機能を備えている点が特徴だ。「FH550/3AM」は、Webカメラにかざした手の動きで、映像や音楽を手軽に操作することができる。具体的には、音楽やブルーレイディスク/DVD、録画番組の再生、停止、テレビ放送のチャンネル変更や音量調整ができるのだ。
3Dパソコンを発表した国内PCメーカーとしては後発となる富士通だが、そのぶん3Dコンテンツを自作できる3Dカメラを内蔵した点で競合他社よりも一歩リードしたかたちだ。果たして3Dパソコン市場を制するのは、どこのメーカーだろうか。
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